今日、かの者は鬼簿に入った。
多くの者の心を引きつけ、話さぬこと16年半と余剰。
突然の知らせに、かの者との別れからは多くの人々の惜しむ声が聞こえた。
私はその人々とわずか今日一日、4時間弱ではあったが触れ合ってきた。
私もかの者が消えゆくのは非常に悲しいことである。
以前からわかってはいたが、消えるときは突然訪れるものである。
しかし私は感傷に浸り続けることもできない。
未来を向いて新たなる者のもとに参るべし。
……すごい人が死んだわけじゃありません。
近所のゲーセンが閉店するってんで、その場に立ち会ってきたわけです。
でも、葬式のような虚無感だった。
ありがとう、さようなら…JB'S鶴岡。わずか2か月間だけどありがとう。
…アピナは5km先、遠いぜ…。